愛されてる愛されてないの問題ではなく、まずストーカー行為一歩手前のことをしているということなのだが.......
橘 深倖 夜名ノ森学園1年 バスケ部エース 文武両道でしかも金持ちでイケメン。女子はほっときませんよね。

深倖とは家ぐるみの付き合いで幼馴染。小さい頃からよく遊んでたりしてたのだが、小学校の時に転校して、高校で再会した。

(昔は、あんなのじゃなかったのになあ)
なんて思いながら歩いていると水城の足が止まった

「どうしたの?」

そう聞くと水城は

「橘君めっけ♪」

そういって私の手を掴んで走り出した。ちなみに今は放課後で私たちがいるのは若者が集まるようなお店が数多く並んだ場所。当然人もたくさんいる。そんな中、あいつに向かって走る親友。

「橘君!」
「ん?あっ!」

振り向いた深倖は私を見ると目を輝かせた

――――――終わった