「バスでいつまでも梨由が寝てるから、北上が飛行機と新幹線にお姫様抱っこで運んだんだよ~?」 と、ニヤニヤする実玖ちゃん。 「しゅ、舜が……!?」 しかもお姫様抱っこ…… 私は今更恥ずかしくなって赤面する。 「はいはい、おのろけはこのまでにして…早く降りるよ?」 そして、私は新幹線から降りた。