「俺、この資料記入すれば良い?」




と、私に資料を見せる速水君。




「うん、あとこれも頼んで良いかな?」




「うん。もちろん。」




と、快く引き受けてくれた。




……速水君、優しいけど気をつけなきゃいけないよね。




チクタク……




教室に響くのは時計の針の音だけ。




「…………」




「…………」





早く終わらせたいな……