あのとんでもない告白から、1週間後。


今日もまた私の目の前には、あのバカ男がいた。


「ねぇこの問題どうやるの?」


「……さっきも教えたよね?その問題。しかもつい5分前に」


ここは私が通ってる学校の図書室。


またまたマジメにお勉強する為、授業が終わってからここに来た。


最初は良かったんだよ?1人静かに勉強出来てさ。


それなのに――――…


『藍枝さん、勉強教えて☆』


『赤、間…君!?』


語尾に握り潰したくなる様な星をくっつけた赤間が途中で乱入して来て、なぜか私はコイツに勉強を教えるハメに。