それより…
「早く、仕事に戻りなょ…
今日、入学式だょ??
理事長が抜け出したらダメでしょ??」
しかも、さっきから
他の生徒がチラチラこっちを見てくるから
早くこの場を離れたい…
「えぇーっ
ヤダヤダっ!もっと優希ちゃんと
一緒にいたいっ!!!」
「早く、行きなさぁーーいっ!!!」
「……わかったょ…。
それじゃあ、優希ちゃん!!
また、後でね???」
パパは、あたしから離れると
ブンブン手を振りながら歩いて
学園に入って行った。
はぁ…あたしも行こぉ…
すると、
「相変わらずだねぇ~っ♪
優希パパはっ!!笑」
この声は…