そのあと俺は家に帰った。 母ちゃんにいろいろ突っ込まれたけど 無視してやった。 …今は誰とも話したくなかった。 “短い間だったけど大好きだった。 颯人…愛してるよ…” 明日花のこの言葉が頭から離れない。 …短くなんかないじゃんか。 ずっと…同級生だったじゃんか… 明日花は…違うんだ。 違う世界から来たんだから。