隣の部屋をそっと覗くと、2人はまだ眠っていた。


ユタヤは、冷蔵庫を開けてゴソゴソと何かしている。


「何してるの?」


「朝飯作る。喰うだろ?」


「うん。スミレも手伝う!」


「お~!じゃ、パンにケチャップ塗って。」


「うん」


何か、新婚夫婦みたい。


一人で、そんな事を思っていたら、勝手に顔が綻んだ。


チョット恥ずかしくて、凄く嬉しい感じ♪



出来上がったのは、ピザトーストとコンソメスープ。


料理の出来ない高校生の私からしてみたら、
食材を用意していた訳じゃないのに、ユタヤは天才だ!



また、ユタヤに惚れちゃった♪