俺の腕を枕にしてるスミレを抱き締めた。



ショートケーキのイチゴを最後に残しておく気分だ。


ケーキ?????


俺、意味わかんねぇ。


何考えてんだ?


何で、頭ん中にショートケーキなんて出て来んだよ。


スミレはショートケーキより可愛いぞ。




「ごめん。」


スミレが、俺の胸の中で謝ってきた。