「大丈夫。栄養、滋養満点だから」ベインがフォローする。「ま、僕は苦手だけどね」


 フォローになってない!!!


 リアム老が、大笑いした。




 軋んだ音に、後ろを見ると、ルナが立っていた。




「あ、ルナ!!」




 ティカがルナを呼ぶ。彼女の隣にルナは座った。




「聞いて、カナテってば、モグラの尿を飲み干しちゃったのよ」




 ベインが、身を乗り出す。




「栄養、滋養満点のね」