ティカの声にゲルブ、イヴァンは女子の方へ駆け寄った。一瞬見えたのはルナの白い肌。


「きゃあっ!」


 ルナの悲鳴で、慌てて顔を隠す。


「うわっ!」


 イヴァンの声が聞こえた。


「み、見たけど、見てねェから!!」


 ゲルブは、聞かれる前に吼えた。


 胸をティカに突かれ、ゲルブは押し戻された。


「今の話、本当?」