ルナが頷く。


「そういうのって、夢の使いの仕業なんだって。それに、夢の使いは着物を着てるって」



 ふーん。


「…ルナ、イヴァン!ちゃっちゃと離れろよ!」


 ゲルブが、鶏みたいに手をばたつかせて。何よー、なんかヤダー。


 二人とも、もっと抱き合ってていいわよ!


「ルナ、オマエなんだよ。あのテングウ山で、俺のキス受け入れといて!!」


 !?