「な、ルナ。ティカはまだ寝てるのか?」



 ルナは、ビクッとした。




 今、喋ったら、泣いてしまいそうで…



 でも、喋らなかったら、イヴァンを困らせてしまう。




「…死…の」



「え?」



「っ!イヴァン、お前、ザケんなよ!!」



 ゲルブが、イヴァンの胸座をねじ上げた。