少ししてから、ルナが、顎に手を置いて。




 変態じゃねぇし。



 ゲルブは、拗ねた。



 なんだよ、ルナの奴。鈍いにも、程があるっつーか。






「あ、あのさ、ルナ。一回離れてもらっていい?心臓がやべぇ」





 イヴァンが、顔を真っ赤にして。



 …ゆでだこみたいだな…。