「俺らも行くぞ!!」


             ¿



 カナテは、ティカの手を引いた。水面に映る扉に気付いたトコは良し!!



 だが、このままでは二人が先に行ってしまう。


 
 置き去りはゴメンだ!!


 水の上を走る。



 何歩めだろうか。左足を踏み出した時だ。



 バシャッ!!