「嫌いになったの?」


「結乃…の事は好きだ」


「じゃあ何で?」


「ごめん…元気でな…」


理由を言わず先に帰る廉を
止めることなく…ただ後ろ姿だけ見つめたまんま立ち止まっていた。



19歳になって結乃の恋愛に
幕を閉じた。

大好きだった。

誰よりも大好きだったのに…

でも、19歳…気持ちをリセットして楽しもうって言ったから……………だから…少しずつでいいから…前に進んで行こう。



サヨナラ。


大好きでした…………………。