「あたし…信じる」


あたしがそう言ったら、ハヤトが嬉しそうに笑った。


「マジで!?よかった……」







うわぁ……。


ハヤト、こんな顔で笑うんだ!


テレビや雑誌で見たことのないような、親しみのある表情。


「うん…信じる」


「やった!…じゃあなんで逃げてんの?」


「それは…ハヤトがくっついてくるから…」


「そんなの当然だろ?お前のことが好きなんだから」


わあ…、


ヤバい。


魔法のせいだってわかってても、


めちゃくちゃ嬉しい!!