「伐るんだよ!木を根から断てば…成長が止まるよね!?だから…」


「そんなことして、痛いだけだよ?ユナちゃんって、ホント考えることが唐突っていうか、なんて言うか…」


「あんたに言われたくないっ!」


「やめなよ、そんなことしてもムダだから」


トロロは半分呆れかえってる。


「なによ……バカにして。いいもん、やるもん!!

トロロの魔法なんか…どうせまたなにか失敗してるんでしょ?」


「どうかな…」


ニヤリと笑うトロロに見せつけるようにして、あたしはチェーンソーを上に振りかざす。





えーーーーーいっ!!!