「わかった…」


ハヤトはトロロの言葉を聞いて一瞬驚いてたけど、すぐにそう答えた。


「ハヤト!?そんな…ダメだよ……気持ちはわかるけど、だからってハヤトが…」


「いいんだ…俺は、あの日から…決めたんだ。

これからは、誰かのために生きようって…そのおかげで、今の俺がいるんだしな…」


「ハヤト…」


「短い間だったけど、結構人生楽しめたぜ?」


ハヤトはあたしを見て、ニヤッと笑う。






そんな…。


「あたし…ヤだよ…ハヤトがいなくなるなんて…イヤ…」