ドクンッ 「っ……」 心臓が破れるほどドクドクしてる。 でも私は 無意識のうちに うなずいていた。 リュウの手が自分の頬にふれる。 緊張しながらもリュウのほうを見上げたら……… 目が合った。 近づく顔。 リュウの髪が私の顔にあたる。 せっけんの匂いがかすかにした。 あ……… もう 1センチもない―――――――――… ちゅ