しばらく幸せ気分にひたっていたら……


はっ!!香織はどこにいった!?


二人で食堂行く約束してたのに、私が香織のことほっぽって先輩のところにいっちゃったから!


教室には…いない!
どこ行ったんだろう〜〜?


そして私の机の上をみると一枚のメモが……




【私はひとりで食堂にいきますから、里美はどーーーーぞ先輩と仲良くしててくださいね!!
  ひとりぼっちの香織より】



「香織ちゃんごめんよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」



私はそういいながら教室をでた。


―――――――――――……



「はーっ……はーっ…」

途中までは走ってたけど、やっぱりお腹がすいてるところで走るのはかなり疲れる!


ちょっと階段の陰で休もう……

そして腰を下ろそうとしたとき……




「おい、里美」



ふいに声がした。



「あれ…?リュウ。どーしたの?」


そうきくと逆に質問された。






「オマエさぁ……翔太先輩と付き合ってんの……?」