もお〜〜!どーやって話しかければいいのか分かんない!!
そう思っていたとき――――――――……
「おい……石川?」
「はっはい!なんでしょうか……って菅原先輩!?」
いきなり先輩に話しかけられてびっくり。
「おまえさぁ……いつもすっげー部活がんばってるよな?」
「へ……」
突然の先輩のことばにまたまたびっくり。
「声出しとかボール拾いとかさぁ……そーゆー何気ないことも頑張ってんじゃん?」
「…………。」
私は何もいえず固まってしまう。
「そーゆーのすっげーいいと思うよ。」
「菅原先輩……」
先輩が褒めてくれてる……?私のこと……?
「あっありがとうございます!」
私は先輩の顔をみるのがはずかしくて、顔を逸らしてしまった。
「そんな石川にお願いっ」
「え?」