やっと説教がおわった。


そして、教室に入ろうとしたら―――――



里美と櫻井が二人きりで教室で話していた。



ズキン……



やっぱり……



辛いな……



フーッと息を吸ってはいて。



俺は、教室には入らずに校内をうろついていた。


「リュ〜〜ウ。」


後ろから声をかけてきたのは、クラスでよくつるんでいるオンナ。



「今日……ヤれる?」





迷いはなかった。





「図書室いこっか?」



オンナは嬉しそうな顔をした。



所詮、からだだけなのに……