誰――――――?



よく状況が分からなくて、リュウの顔を見上げる。



「お前―――――」



リュウも不思議そうな顔をしていた。



でも、そのすぐ後にハッと思い出した顔をした。



まって………



リュウ、この女の人と知り合いなの?



その女の人は、派手なキャバ穣みたいな格好をして、耳にはいくつものピアス。


髪は金髪で、巻き髪にしている。



しかも、どうみても私達より年上だ。

18は多分いっているだろう。




そんな人とリュウが知り合い―――――?



「ねぇ、リュ……」



そうリュウを呼んだとき、女の人と目があった。