悲劇の始まりは、リュウと2人で帰っているときから 始まったんだ―――― ――――――――― ―――――…… 「さーとーみっ一緒に帰ろ?」 放課後、笑顔で近づいてきたリュウ。 その姿がなんだか、子犬みたいでカワイイ…… はっ! リュウにカワイイは禁句だった! 危ない、危ない。 「うん!いいよ♪」 そうして2人で帰ることにした。 そこまでは…いつも通りだった。