「李空ー。ちょと愁と買い物に行ってきてくれないー?」 「げっ。やだよ、何でこの年にもなって妹と買い物になんか行かなきゃいけないんだよっ」 「いいから、ほら。行ってらっしゃい」 あたしは、玄関に行き、靴を履く。 「ほら、愁。行くよ」