「おいで」


手を広げて、おいでと言った彼。

いいの?本当にいいの?

許されることじゃない。

でも、ほんの少しでも夢を見ていいのなら・・・

あたしは・・・。


「大好き・・・っ」


悠也の胸に飛び込んだ。

笑って受け止めてくれた、大好きな人。

涙溢れる中、あたしと悠也はキスをした。


「オレも」


何度も、何度も。