「紗菜、凄いなぁ」 今は聖夜くんが私を家まで送ってくれている。 「なんで?」 「だって、才能あるし!」 「聖夜くんだって!!」 「俺、まだ売れない俳優だからさ」 「…そんなことないよ!聖夜くんはこれから売れていくよ!」 多分、いや…絶対そんな気がする。