「覚悟しとけ」 「…無理っ!」 「はぁ!?…もう、いい。今日は帰る」 そう言って、葵は監督に一言言ってこっちに戻ってきた。 「明日、また撮影するから…今日はもう終わりでいいってさ」 「そっかぁ、じゃあ葵のとこ行くの?」 「当たり前」 …私、葵のホテル?に泊まるんだ。 勿論部屋は別だよねぇ?