「なんで、私だけ濡れているんでしょうか?」 「…俺は濡れたくねぇからな」 「ひどいっっ!!」 私って、こういう扱いされる奴だったんだ。 葵は、私のことこういう風に思ってたんだ!! 「もういいっ!」 私は海の奥へとどんどん入って行った。 「…奥まで行くんじゃねーぞー」 助ける気配なし。 あり得ないでしょ!!