僕は一人で帰ることにした。


そして、”いつも”の場所に行く。


「隼人、姫奈ちゃん」


「あー!直輝さん!聞いて下さいよっ!」


今、僕に話しかけているのは隼人のお嫁さん。


姫奈ちゃんだ。


「あー、姫奈ってめんどくせぇ」


「う…。直輝さぁーんっ!」


結婚してからなんか二人とも性格が変わったんじゃ…。