「・・・のか。ほ・・のか。」



「え?」



その時、拓海が私の名前を呼んだ気がした。


ううん、気がしたんじゃない。



ちゃんと聞こえた。



「ばかにも・・・ほどがある。」


「はぁ!?」



ごめん、皆さん。



こいつ殴っていいでしょうか?



ちょっと、嬉しかったのに・・・



寝言でバカって!


私のこと普段どんだけバカにしてんのよ!



もう、ばか・・