リュウさんもそんな話をしてくれたことはなかった。
「氣仙が揉めてるって耳にして、リュウに俺から会いにいった。けど本当は初めての仕事でうまく行かなくてリュウに会いたくなったんだ」
ビールから焼酎に変わったお酒を飲みながら、フジさんは話続けた。
「俺がリュウにぶっ潰しにいくなら俺もいくって言ったら、あいつ『お前が守るものはもう氣仙じゃないだろ』って、『俺はお前に負けねぇように氣仙を守る』そう言ったんだよ」
ふたりはどこまでもダチで喧嘩して解り合って、そして信頼しあってたんだ。
羨ましいくらいのふたりの関係に胸が熱くなった。
「氣仙が揉めてるって耳にして、リュウに俺から会いにいった。けど本当は初めての仕事でうまく行かなくてリュウに会いたくなったんだ」
ビールから焼酎に変わったお酒を飲みながら、フジさんは話続けた。
「俺がリュウにぶっ潰しにいくなら俺もいくって言ったら、あいつ『お前が守るものはもう氣仙じゃないだろ』って、『俺はお前に負けねぇように氣仙を守る』そう言ったんだよ」
ふたりはどこまでもダチで喧嘩して解り合って、そして信頼しあってたんだ。
羨ましいくらいのふたりの関係に胸が熱くなった。