「ごめん、邪魔。靴履くし。」 そう言った途端、 僕の頬にビンタが飛んできた。 「柏原くんって、最低。 そんなに性格悪いなんて知らなかった。」 そう言って、走ってどこかに行った。 ほら。 やっぱ、めんどくさいだけじゃん。 恋愛なんて、何しても良いことなんてない。 学校帰りに歩いてる、 制服を着たカップルを見て思う。