「まさか、本当に知らなかったんだね…」

「しょうがないじゃん!!知らないものは知らないもん!」


「あのね、この学校には人間じゃない人が1人いるんだよ」


……え!?

今、この人なんて言った?人間じゃない?
だったら学校いなくない?

「その人の名前は…」

人なんじゃん!!

「京谷 桜(きょうたに おう)くん。」

「京谷 桜?」

「そう。彼は学年1の秀才であり、スポーツ堪能、容姿端麗とパーフェクトマンなの!!」

「ふーん。でも、私そんな人見たことないよ?」



そんな完璧な人なら学校で騒がれてもおかしくないし、この学校の女がほっとくわけがない。


「よっ、支那いいとこついてくるね!!」




はい、説明タイムがはじまるよ…