その頃________

「朱莉・・・起きろよ」

今は8月下旬

朱莉が刺されて10日ほどたった

まだ朱莉は目覚めてない

「朱莉・・・起きろよ」

誠は毎日お見舞いに来ていた

優花も神龍幹部以上もそうだけど

誠はずっといた

「・・・!!」

朱莉が泣いていた

朱莉はもう退院してもいいぐらい

治っていた

だが目覚めない

「朱莉に言いたいことがあんだよ」

誠は目を閉じていた

「あかり・・・」

「何?」

「あのな・・・?・・・!!!!」

俺は目を疑った

朱莉が起きていたのだ

「久しぶり」

誠は朱莉に抱きついた

「朱莉が倒れてから

俺は頭がおかしくなりそうだった

俺さ・・・













お前のこと好きみてえだわ」

憧れてた両思い

「私・・・