「聞かないほうがいいよ?」

「聞く・・・お前の力になりたい」

「離れていかない?」

「離れないだから聞かせろ」

私どうかしたのかな?

でも賭けてみるか誠に・・・

「私は生まれつきこの目だったの・・・」

なんで話しちゃったんだろう

「うん・・・」

「この目のせいで本当の親に捨てられたの

だから今の親は血が繋がってないの

でも前の親は一生分のお金を

私に託した・・・

それのせいで親戚全員お金目当てで私をたらい回しに

して目の事とそれでいじめられてた

でも中学行って友達が出来た

名前は美里

美里は不良だった

地元でも有名な不良

redqueenって名前だった

その不良と仲良くしてた私が狙われた

でも守ってくれてたんだ・・・美里が

1人でも私を支えてくれた人がいたから

すごい幸せだった

でもある日

私の不注意で私が刺されそうになった

ホントだったら私今ここにいないよ・・・

美里がかばってなかったら・・・・・・

美里が私の代わりに刺されて死んだの

すべて私のせい・・・

だから高校生になったら

普通の女の子になって

普通の生活がしたかった

でも・・・

いまは優花や神龍がいる・・・

私と関わったら死ぬ可能性がある

でももっとみんなといたいんだ」

そう言って誰もが見惚れる顔で微笑んだ

誠は見惚れている

「でもみんなが死んで欲しくないから

私はもうすぐで離れる・・・」