「イタッ」 再びリクが私の頭を小突く。 「ちょ、何すんのよ?」 「自分の胸に聞け」 「…私、何かしたっけ?」 「バーカ」 「カバ」 「まぬけ」 私達が小学生みたいな掛け合いをしているうちにエレベーターが5階に到着した。