「そりゃぁ楽しかったよ?

 あ!!そうそう・・・お土産!!」

お土産を渡そうとしてバックを置いたところに行って、花を花瓶に入れていないこと、ポカリを渡していないことに気がついた。

「祐、ポカリ好きよね?

 はい・・・買ってきた。

 お花は・・・適当にそこら辺にある花瓶に入れとくね。」

「おー・・サンキュ。」

早速、ポカリを飲んでた。

やっぱ買ってて良かった。


・・・えーっと、花瓶花瓶~・・・。

あ、これでいいかな。


手にしたのは小さめの花瓶。

ハート柄あり。

可愛い花瓶。

お花少ないんだし、小さくていいよね。


花も花瓶に入れ、また、彼の隣に座る。

「はい、これがお土産ね。
 病室で暇なときとか読んでみたら?祐、歴史好きでしょ?

 それと、コレ。
 携帯とかにつけて?」

そう言って渡したのは、その地の有名な歴史人物の小説。

それと、ディズニーランドのミッキーのストラップ。


お菓子とかは病院側がNO!!って。