「入学式、何時からだっけ?」
「九時半。・・・・って、来るの!?」
この前はバイトが入って行けないみたいな事を言っていた様な気がするのだけど・・・。
「まあなー、やっぱ妹の入学式いかねぇのは寂しいだろ」
「寂しい、って・・・そんな、無理しなくても良いんだよ?」
食べ終わった食器を片手で持った拓海は私のほうへ近づき
「いーんだよ、俺が行きたいから行くんだ」
と頭にポンと大きな手のひらを乗せられる。
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