その夜俺は、女と別れ家に帰ってきた。

俺は、ふと外を見てみた。

俺の家の隣は藍の家でこうして窓から藍の家を見る事が
俺の楽しみで、今日も見ていた。

そしたら、藍が帰って……

……誰かと一緒にいる……?

よーく見ていると背の高い男が一人いた。

その男と藍は楽しそうに笑っていた。

その間、怒りが込み上げてきて
壁を思いっきり殴る。

「……何で、他の奴と一緒にいて
楽しそうに笑ってるの…?

藍の隣は俺だけ……

藍の目に映っていいのも俺だけ…でしょ…?」

そう呟いた俺は、ずっと藍の事を見ていた。