あたしはアイツをただの友達だと思っていた…



そのときまでは…ね…



ある日の学校の休み時間のこと…




廊下を走っていたら


アイツとぶつかった…


「あッ、ごめん」


アイツの声が廊下に響く。


「あッ、こっちもゴメンね!!!」


アイツの声に続いてあたしの声も響く。