「なんで、佐々木にプリント回ったわけー?」
とメス豚共はあたしを非難する。

死ね。

あたしの所為じゃねぇんだけど。

「ちょっと、何よ。あいつ。マジキモいんですけどー」
「きゃはは。聞こえてんじゃん?」
「いいっての。きゃはは」

「何が面白いのかわかんない。」
あたしがポツリ。とそうつぶやくと
「はぁ?何よ、あんた。面白いじゃんよ。調子のんな」

と、威嚇される。

反撃できないのはあたしの弱さ。

この学校には。

あたしの仲間はいないんだろうか、一人も。


まぁ、いい。

この学校の人間には助けなんて求めない。

「ちょっと、うるせぇよ。そこの女子。寝れねぇんだけど」

ふと、声の主を見ると。
学級委員長だった。めちゃやる気のない←

「はぁ?おま!!学級委員長だからって調子のんな!」
「そーだよ!あたしらちょっと話してただけだし!」
「やる気のない委員長に言われても困るっての!」
「そーだよ、きゃはは」

なんて、自己中すぎる発言が飛び交う。