ピンポーンピンポーン
ここで合ってればいいのだけど・・・。
『はぁーい!・・・あら佐々木さん!早かったわね、どうぞ入って?』
「お邪魔します」
『ふふ、礼儀も由美ちゃんたちより断然いいわ、ねぇ?俊之さん。』
「俺は由美なんぞ会った事はない」
合っててよかったぁ。
ほっと一息ついて、出されたお茶を飲む。
「ありがとうございます、このお茶おいしいですね」
『本当!?良かった。沙希はあんまり好きじゃなかったのよ。』
「そうですか。で、沙希さんの学校生活からお話しましょうか?」
『はい、俊之さんも聞きましょう?一応こちらは加害者なんだし・・・。」
「そうだな。佐々木さん続けて」
「えっと、倉本沙希さんはお分かりの通り由美さんと・・・桜さん?と一緒にいました。そして一緒にあたしをいじめてました。3人はいつもあたしをいじめて楽しんでるようだったんです。そし・・・」
「んなわけ、ないだろう。沙希が?人をいじめる?沙希が?人間違いじゃあ。。。」
「あなた!これは事実なのよ。佐々木さんが沙希を落としめる意味はないじゃないの。現実よ。受け入れましょう?」