「あたし、最低だから。あんたをかばえない。ごめん。」


と一言つぶやいた。


「別に?あたしあんたにも他の奴にもなんの期待もしてないし。どーせ学校卒業したら終わるっての。」
「あは、強いね。佐々木さん。じゃあ、あたし自分の席に行くね。」
「どーぞ。ご勝手に。」





ねぇ、沙希さん。



あたしは、あの時どうすればよかったのかな?



あたし、やっぱあの一言で救われた、「ごめんなさい」



あたしの事なんて気にしなくてもよかったのに。



あたしは、あんたにあーされると、意地でも生きなきゃ!って思うし。



やっぱ、今までどおり。



自己中豚組



のままでやってればよかったんじゃん?



どーして、あんたはこーまで世渡りが下手なの?