「何?あんた。」
つか、こいつ・・・
「許されないことは分かってるんだけど。あたし本当はいじめなんてしたくなくて。でも。一人にもなりたくなくて・・・あたし、最低だけど。佐々木さんへのいじめこんな形でしか止められなかった。ごめんなさい!」

・・・これは・・・一体どういう?

「いや、まって。あたしをいじめてたのって基本由美って奴じゃん?別に興味ない。けど。」
「え!?」
「けど。聞いて。」
「あ。ごめん。」
「由美って奴といるってあんた損してる。あたし、最初のほうは同類だって思ってた。まぁ今もだけど?うーん。だけど3人を観察してたら2人の空気と1人の空気微妙に違うな。なんて?」
「ぷ!!」

今のトコ、どこらへんに笑う要素があった!?

「佐々木さんって優しい。あたしの事いじめてる人間の一人にしてるかと思ったかと思った。一緒に笑ってたし・・・。悪口も言ってたし。なのに・・・ありがとう、佐々木さん」
「別に・・・」

「沙希ーーー!!」


由美ともう一匹の豚が教室に入ってきた。
そして、「はぁ!?あんた沙希に反撃してんの!?」
と喧嘩を売られた←

なんなんだ、この異常に沙希を信用してます。的なオーラ。

「・・・」
無言のあたし。
そして無言で威圧する由美。

ご苦労様