そして来たのは学校の近くのドーナツ屋さん。 「何食いますか?」 「んー、フレンチクルーラーかな」 「じゃあフレンチクルーラーとチョコドーナツ」 素早く会計を済ませちゃった綾崎くん。 「あ、いくらですか?」 「いいですよ、俺が誘ったんだし」 「でも…」 「いいから!」 綾崎くんの笑顔に、頷いてしまう。