「っ…」



「桜華の負け」




「っ…もぉ」




可愛いだけの睨みを俺に向ける桜華の手を、笑いながら包み込む。



みんなに呼ばれて屋台に向かった。




本当はキスした後の桜華の顔に、負けたのは俺の方って事は秘密。