そんな俺に、



「恥ずかしい事、言ってみて?」


なんて言う桜華は意外と小悪魔なのかもしれない。




「え…」




「お願い!」





桜華をグッと引き寄せ、後ろから抱き締めた。



そうすると聞こえた、桜華の鼓動。



完全に不整脈。



きっと俺もだな。