ヤバい、これはヤバい。


そんな俺を煽るように



「颯くん超カッコいい」



って、反則。



「っ…バカ」




これ以上何か喋ったら、サムいセリフしか出てこない。


そう確信した俺は、できるだけ隣を見ないようにして桜華の手を引いた。