「うわぁ!すっげー。ココ、着いたよ」

ほんとに、雄大な海だ。

きらきらと輝いていて、自然が守られていることを感じる。

「静かだな」

ルウが穏やかに海を見つめてる。

ここは、少ししか人も居ないみたい。

「ココ、泳いでみる?」

「うん!・・・あ・・・」

忘れてた。

僕、ビキニだ。

「気にするなって。ずっと抱っこしてあげるから」

「え!?恥ずかしいよ・・・」

でも、目の前に広がる海に、触れてみたいと思ったんだ。